【method】自分褒め日記【自己肯定感アップ】
難易度:★☆☆☆☆
お勧め:自己肯定感が少しはあるけど自信が持てない、自己否定癖がある人向け
実践的な方法を紹介して参ります、その場合はタイトルに【method】を含めます。
まだプロではないため、学問として裏が取れている話ではない私個人の主観であれば「〜と私は思います」と付けさせていただきます。
【概要】
私は自己肯定感アップの受講開始日より「自分褒め日記」を付けております。
【期待される効果、理由】
・日々の自己肯定感の浮き沈みを自覚でき、その中で無理なく出せるパフォーマンスで行動できる。
・自分の短所が短所じゃなくなってきて自己肯定感の平均値が上がる。
・記憶力(というより思い出す能力)が上がる。
褒め日記の真意は、実はまだ分からないのです。自己肯定感アップ講座のカリキュラムの一つとして始めたことなので(言われるがままやってみてる状態)。
でも気付きはたくさんありました。自己肯定感とは人生を通して上がったり下がったりするもので、どんなに素晴らしい人生でも下がる時は下がるのです。
褒め日記を付けていると「(今日はしんどかったから)無理をしなかった、偉い」「(今日は頑張れそうだったから)やりたかったことを1つクリアした、偉い」と、その日の自己肯定感の高さに見合った行動ができれば結果が伴っていなくても自分を褒められるようになります。
「できたはずなのにやらなかった」「休んだ方が良かったのに無理し過ぎた」という後悔を減らすことができます。
また、普通に日記を付けるよりも、褒め日記の方が記憶力が上がりました。おそらく、自分や周囲の感情や行動にフォーカスを当てて細部まで思い出そうとするためです。
【手順】
1日5つ自分を褒める。加えて"気付き"があれば書く。
【例】
・食材の買い物をした。
・青空が綺麗なことを嬉しいと思えた。
・パンのポイントのはがきを、応募期限の1週間も前にもう出せた。
・丁寧に説明し過ぎたら「それは分かってる!」と言われて凹んだ。でも「なんてこと無いことだし、これっぽちで相手との関係が悪くなるわけは無い」と3分で立ち直れた。
・心配事を言ったせいで仕事を増やしてしまった。でも間違ってはいないし、むしろ事態が好転する機会なんだと気持ちを切り替えた。
今日の気付き:
何も思いつかなくて、最初の2つは敢えて書く必要の無い当たり前なことを書いてしまった。でもそれが起爆剤になって、頭が冴えた。後半3つは自分の嫌いな部分に対して「ダメじゃない」って言える褒めになった。「期限が守れなくて泣きを見る」のは直せそう。「凹みやすい」のは直せそうにない、でも「立ち直り易い」方を磨けばカバーできそう。「心配性で余計な事をしてしまう」は直さなくて良い、上手くコントロールできれば「慎重で質の良い仕事ができる」に変えていけるかも。自分を愛するための考え方が分かってきた。
【実践して感じたこと→アドバイス】
・朝〜夜の順に思い出すより、夜〜朝へ遡る方が記憶が新鮮で褒めポイントを思い出し易くなります。
・難しい漢字を使おうとすると書くのが苦になってくるので避けた方が良いでしょう、自分が分かる表現なら良いんですから。例)懸賞はがき→パンのポイントのはがき
・褒めることが思いつかない場合は、具体的な出来事、例えば「帰宅途中に◯◯さんと会った」「スーパーに立ち寄った」ことを思い出してください。すると出来事をヒントに自分の行動や言動が思い出されて「焦らずに笑顔で挨拶できた」「買う予定のものを思い出せた」と褒められることが見つかります。
・褒めるネタを作るために特別なことをする必要は一切ありません。日記のために自分ではない自分を演じていては元も子もありません。「何も意識しなくても私は毎日褒めることがあって素晴らしい」と思えるようになってください。
・読み返すのは必須ではないので、スマホやメモ用紙で書きっぱなしになっても構わないでしょう。しかし自分の成果物として後々読み返したくなる可能性が高いので、ノートで作る方が良いと私は思います。
【注意】
自己肯定感がある程度高い人の方が向いてると思います。何故なら、私自身が自己肯定感0モンスターだった時を思い出すと、自分を褒めるのはかなり難しいことだったからです。
例えば、希死念慮が強く「自分には罰を与えるべきだ」という域に達していると、褒めるどころか自分を責める攻撃的なことを書き連ねてしまうかもしれません。もし自分には合っていないと感じたら、別の方法で自己肯定感を上げた後に始められた方が良いと私は思います。