アダルトチルドレンとは1
◽️概要
・子ども時代に自然な感情表現を制限されたことをきっかけとして感情処理において支障を来たしている大人のこと。
◽️臨床的な症状
・他の障害の臨床的な症状に近いものが発見し易い。誤診はやはり有るとのこと。
例)多動(ADHDに近い)、人付き合いの線引きが難しい(パーソナリティ障害に近い)、周りの人を敵と感じる(複雑性PTSDに近い)
・とりあえずの見分け方…ACの場合は1人で過ごしている時は上記症状は見られなくなる。例えばADHDは家に1人でも多動であり、対してACは人に見られている時だけ多動である等。
◽️交感神経〜副交感神経の振れ幅について
・ACの人はそうで無い人より許容範囲が狭い傾向がある。
・本来は、交感神経が活発(興奮状態)になれば冷静になるように働くが、ACの人は苦手な傾向がある。
・目が大きく開く、呼吸が浅くなる、など観察して分かる状態になることも。
・副交感神経が活発(凍り付き)になることも然り。
・自分が物事をどのように対処したか覚えていないこともある。
・交感神経および副交感神経が活発になったら耐えられる領域に戻す、という練習の繰り返しが効果的である。
・具体的には?…カウンセリングを受ける。それが合わない人は自身が勉強会に参加して知識を得ることも回復に期待できる。