【まひlog】Psychology Logic

私=間広の記録=ログで【まひlog】です。サブタイトルはマイブームにより変化します。2021.11〜心理学のロジック。

【method】スモールウィン=小さな目標達成【自己肯定感アップ】

難易度:★☆☆☆☆

お勧め:「要領が悪い」「頑張れない」「何かを成し遂げた経験がない」と思っている人


あなたは計画倒れする派ですか?目標が遥か遠く感じられて途方に暮れたり、「頑張っても意味ないかも」と自分には無理な気がして嫌になったりしていませんか?

そんな人に勧めたいのが「スモールウィン」です。


【概要】

「小さな目標達成」の経験を積み重ねて目標に近づいていく方法です。


【手順】

1. 目標を立てる。

2. 自分がどんな気持ちでその目標を掲げたのか整理する。※他人の意見や物事ではなく自分の気持ちを軸にする。

3. 目標に近づくための目先の目標(小さな目標)を立てる。

4. 「これならできそうだ」と思うまで見直す。始めてからも「やっぱりきついな」と思えばいつでも見直す。

5. 小さな目標を達成=スモールウィンしたら自分を褒める


【ポイント】

あなたが「きつい」「無理かも」と思うのであればもっと小さくして大丈夫です。自分の気持ちを味方に付けることが最重要です。

ただひたむきに頑張るのではなく、「頑張れなかったらやり方が悪いのだろう」くらいの意識で自分に見合った方法で成功体験を繰り返していきます。


【例】

1. 「部屋が散らかってるから掃除したいなあ」

2. 「部屋が散らかっていてどの服がどこにあるかわからず、いつも同じ服を着ている」「本当は日によって違う服を着たい」

3. 「まずは山積みになっている服を何とかしよう」

4. 「量が多くて何ともならないなあ、目標を見直そう」

3. 「先にTシャツだけたたんでみよう」

4. 「たたんで端に避けるだけなら負担じゃないし前に進んでる気がするぞ、このまま続けてみよう」

5. 「全部たたみ終わった!」「掃除できてるじゃないか!偉い!」


【例の解説】

1. 「散らかってるから掃除したいなあ」のまま掃除を開始しても…

掃除自体をしたい訳じゃないからやる気が出ない。

・部屋が完璧に綺麗にならないと前に進んでいない気がして不安になる。

→嫌になる


2. 「違う服を着たい」という自分の気持ちが軸になると…

・「部屋が散らかってるのを何とかしたい」自分のことを応援できる。


3&4. 部屋の掃除→服の山の片付け→Tシャツをたたむだけ と目標を小さくして行った

・前向きに取り組むことができる。

・自分が無理なく抱えられる目標の大きさが分かる。


5. Tシャツをたたみ終わったのを褒めた

・自信が付き「自分は掃除ができない」の自己否定を払拭できる。

・周りから「部屋が汚い」「ちゃんと綺麗にしたら」と言われても「私は私なりに前に進んでいるから」と自分を認めることができる。